「本番力を仕上げよう」 ～昭和薬科模試・開邦×球陽中模試～
ガゼットでは、毎年お子様の志望校合格をサポートするため、できるだけ本番に近い形式で 模試を実施しています。今年も10月２日に開邦中×球陽中模試を、10月９日には昭和薬科中模試を浦添市産業振興センター結の街およびガゼット各教室にて実施しました。
企画戦略部 部長 太田 真光さん ：広報担当 松田 麗香さん
昭和薬科模試
松田 今年度実施の昭和薬科模試では、小４～小６生あわせて約850名の方に受験いただきました。ありがとうございます。昭和薬科中学の入試形式などをすべて同じにした『そっくり模試』を通じて、多くの学びがあったという声もいただきました。模試のポイントなど解説をお願いします。
太田 受験されたみなさんが役立てられるよう、ガゼットの教務リーダーが中心となり、過年度問題を徹底分析して作成しています。本模試を通じて、頻出分野をテスト・復習することは、間近に迫る本番への対策として非常に有効です。加えて、次のポイントを意識して再度解き直しをしてください。
【ポイント】
☑自分で解ける方法は確立されていますか？
解ける方法を確立するためには、当然繰り返しの練習は必要ですが、段階別にマスターしていくと効果的です。
［第１段階］その問題が「わかる」方法を習得する。
［第２段階］多数の解き方や考えに触れ、自分の解きやすい方法を選ぶ。
［第３段階］自分の解きやすい方法を制限時間内に解けるよう練習する。
特に自分自身が主体的に解き方を選ぶことで、記憶定着の観点や実際に使えるようになるためにも［第２段階］が本番前には最も重要です。解き方を１つしか知らない場合でも「真似をする」ではなく「その解き方」を選んでいるという感覚を持って進めてみましょう。その上で、［第３段階］の時間を調整していけるように練習します。昭和薬科模試は『そっくり模試』をコンセプトとして作成していますので、ぜひこの［第２段階］をしっかりトレーニングしてほしいです。
開邦中×球陽中模試
松田 第２回開邦中×球陽中模試では、小５・小６生が約650名受検しました。県立中高一貫校で出題される適性検査では、単純な知識や解き方を問う内容だけではなく、データや資料を見て、その理由や個人の考えを記述させる問題が出題されますが、それに対応する難しさなどリアルな感想を頂きました。模試のポイントなど解説をお願いします。
太田 適性検査は国・社の文系問題と、算・理の理系問題に分けて出題されます。教科を横断して出題されるので、臨機応変に対応する力を養わなければなりませんが、次のポイントも本模試で確認してほしいです。
【ポイント】
☑本質的な内容を学ぶことは共通。記述は形式としての違い。
☑基礎レベルの内容を得点する処理能力を磨くことが重要。
記述の形式は違いますが、『本質的なものを学ぶ』という点においては、私立中学の入試問題と学習内容は共通です。私立中学・公立中高一貫校のそれぞれのスタイルを経験することは大切であり、先述ポイントの「自分で解ける方法を確立する」にも共通します。さらに、圧倒的な処理能力でたくさんの基礎レベル問題を得点に結びつける力が求められます。多くのテストや模試で、あとでやり直したときに「おしかった！」という声を聴きます。ですが「本番では と同じ」です。本模試を通じて、どの問題ができたかできなかったというだけではなく、もし、できない理由が処理能力不足であるならば、今からでも早く正確に問題を解く意識を持ってトレーニングをしてください。 小４・小５生として 備えておくべきことは？ 松田 受験生のみなさんには、ぜひこれらポイントを意識してを強化してほしいですね！
小４・小５生へ「備えておくべきこと」はありますか？
太田 今は学習習慣と基礎力を養成しながらも、目標到達度を設定して勉強を進めると良いです。GAZでは現小４・小５生を対象に「第１回昭和薬科チャート診断（11月７日～13日）」をWEBテスト形式で実施しました。特色は以下の通りです。
【特色】
・オンラインなので、自宅での受験が可能。
・診断内容は、国語と算数の基礎から応用問題までを20問出題。
・各カテゴリで受験した本人の得点率と、過年度、昭和薬科中学に合格したガゼットの先輩たちとの得点率とを比較しチャート化。それにより合格まで、今の自分の学力を視覚的に把握が可能。
・算数は、各問題の解説動画も用意。
第２回（１月中旬）開催も予定しています。目標到達度を確認する機会としてぜひ活用してください。
松田 各学年先着100名となっていますから早めにお申し込みください。また冬季講習会も開催します。詳細はガゼットのHPをご覧ください。
太田 ガゼットは合格を目指す皆さん、自分の力をさらに向上させたい皆さんを力強くサポートします。ぜひ、ガゼットでともに学びましょう。 最後の追い込みと次への基礎づくりのために この冬ガゼットで成長してみませんか？